
- ダイソー・セリア・キャンドゥで買えるポケカ用スリーブの「正解サイズ」
- 「R-9」や「B-8」など、パッケージの記号の意味と選び方
- 100均スリーブの限界と、大切なカードを守るための「最強の組み合わせ」
- コスパと品質を両立した、Amazonで買えるおすすめスリーブ
「ポケカのスリーブを買いに100均に来たけど、種類が多すぎてどれか分からない…」
「サイズを間違えて、カードが入らなかったらどうしよう」
ポケモンカード(ポケカ)を保護するために、まずは手軽な100円ショップ(ダイソー、セリアなど)でスリーブを探す人は多いはずです。
しかし、売り場には「トレカサイズ」「ミニサイズ」「アーケードサイズ」など、似たような商品が大量に並んでおり、1mm単位のサイズ違いで失敗するケースが後を絶ちません。
この記事では、100均で買えるスリーブの中から、**ポケカにジャストフィットする商品**を厳選して紹介します。
さらに、高額カードを守るために知っておきたい「二重スリーブ」の組み合わせや、100均スリーブのデメリットを解消する高品質なアイテムも合わせて解説します。
【結論】ポケカのサイズは「横63mm × 縦88mm」
まず大前提として、ポケモンカードの公式サイズ(スタンダードサイズ)は**「横63mm × 縦88mm」**です。
遊戯王などの「ミニサイズ(59mm × 86mm)」用のスリーブを買ってしまうと、ポケカは入りません。
100均で探す際は、パッケージに以下の表記があるものを選んでください。
- 推奨表記:「レギュラーサイズ」「スタンダードサイズ」「トレカサイズ」
- NG表記:「ミニサイズ」「スモールサイズ」(遊戯王用なので入りません)
100均(ダイソー・セリア)で買うべきスリーブ一覧表
店舗ごとに、ポケカに最適な商品の型番と特徴をまとめました。迷ったらこの画面を売り場で見比べてください。
ダイソー(DAISO)の正解スリーブ
- トレカプロテクター(R-9 / R-10):
最もスタンダードなソフトタイプ。100枚入りでコスパ最強ですが、ペラペラなのでインナー(1重目)向きです。 - トレカ硬質ケース(B8):
スリーブではありませんが、発送用や保管用として最強の硬さを誇ります。ポケカがスリーブに入れたまま入ります。
セリア(Seria)の正解スリーブ
セリアは「オタクの味方」と呼ばれるほど、スリーブの種類が豊富です。
- ぴったりスリーブ(約64mm × 89mm):
インナー(1重目)に最適。カードとの隙間がほぼなく、この上から公式デッキシールドを重ねるのに適しています。 - マットスリーブ(スタンダード):
裏面がザラザラしており、シャッフルしやすい対戦向きのスリーブです。
100均スリーブの「3つの弱点」と注意点
「全部100均でいいじゃん」と思うかもしれませんが、高額カードやガチデッキに使うには、明確なデメリットが存在します。
1. 透明度が低い(曇っている)
100均のスリーブは、コスト削減のために素材の透明度が低く、少し白っぽく濁っていることが多いです。
せっかくのSRやSARの美しいレリーフ加工やホログラムが、スリーブのせいで曇って見えにくくなってしまいます。
2. 強度不足と裂けやすさ
特にソフトタイプ(100枚入りのもの)は非常に薄く、シャッフルしているとすぐに側面が裂けたり、角が折れたりします。
大切なカードを物理的な衝撃から守る能力は低いです。
3. サイズのバラつき(個体差)
同じ商品を買ったはずなのに、「今回のはキツくて入らない」「微妙に長さが違う」ということが頻繁に起こります。
1mmのズレが命取りになる二重スリーブ構成では、この品質のバラつきは致命的です。
大切なカードを守るならAmazonの「高品質スリーブ」が正解
「SR以上のカードを綺麗に飾りたい」
「デッキを長く使いたい」
そう思うなら、数百円の投資で品質が劇的に変わる、メーカー製のスリーブを使うことを強くお勧めします。
ここでは、コレクターやプレイヤーの間で「鉄板」とされている、Amazonで買える高コスパ・高品質スリーブを紹介します。
1. 【インナー用】カドまるスリーブの進化系「Mlikero」

カードに直接触れる1枚目のスリーブ(インナー)は、これ一択です。
100均のインナーはカードを入れる時にキツすぎてカードを曲げてしまうことがありますが、これはサイズ精度が完璧です。
- 驚異の透明度:まるでスリーブをしていないかのように、カードのイラストがクリアに見えます。
- ジャストサイズ(64×89mm):ポケカに吸い付くようにフィットし、この上から公式デッキシールドやローダーを重ねても嵩張りません。
- 角の保護:カードの角を傷めない設計になっており、出し入れのストレスがありません。
2. 【アウター/保護用】硬さと透明度の両立「カードの鎧」

公式デッキシールドの上から被せる「オーバースリーブ(3重目)」や、高額カードの保管用に最適なのがこの「カードの鎧」です。
その名の通り、鎧のように硬く、カードを折れや湿気から守ります。
- 圧倒的な硬さ:100均のハードタイプとは比べ物にならない硬度があり、カードの「反り」を物理的に防ぎます。
- 裂けにくいサイド加工:シャッフルしても側面が裂けにくく、競技プレイヤーにも愛用者が多いです。
- 高透明&滑りやすさ:硬いのに透明度が高く、さらにシャッフル時の滑りも良いため、プレイ用としても保管用としても優秀です。
【実践編】100均と高品質スリーブを組み合わせた「最強構成」
コスパも大事だけど、守りも固めたい。そんな人におすすめのハイブリッド構成です。
パターンA:プレイ用(デッキ)構成
- インナー:Mlikero インナースリーブ(カードに密着)
- メイン:ポケモン公式デッキシールド(キャラスリ)
- オーバー:カードの鎧スリーブ(絵柄を保護)
インナーとオーバーに高品質なものを使うことで、中の公式スリーブやカードを完璧に守りつつ、シャッフルのしやすさを確保します。
パターンB:保管用(コレクション)構成
- インナー:Mlikero インナースリーブ
- アウター:ダイソー 硬質カードケース(B8)
保管用なら、インナーだけは良いものを使い(透明度確保のため)、外側の硬質ケースはダイソーのB8で安く済ませるのが最もコスパが良いです。
よくある質問(Q&A)
特にサイズがギリギリすぎる(個体差で小さい)スリーブに無理やり入れると、カードの縁が白く欠ける「白かけ」の原因になります。また、素材に含まれる可塑剤の影響で、長期間入れっぱなしにするとカードにくっつく事例も報告されています。長期保管ならメーカー製が無難です。
店舗買取の場合、スリーブから出すように指示されることがほとんどです。ただし、発送時(メルカリなど)は、水濡れ・折れ防止のために必ずスリーブに入れて送りましょう。その際は100均のもので十分です。
まとめ:用途に合わせて使い分けるのが賢い選択
- ノーマルカードの整理・発送用:ダイソー・セリアの100円スリーブで十分。
- デッキ構築・プレイ用:裂けにくさとシャッフル感を重視して「カードの鎧」などを推奨。
- 高額カード(SR以上)の保管:透明度と保護力を重視して「Mlikero」+「硬質ローダー」。
たかがスリーブ、されどスリーブです。
1枚数万円のカードが、100円のスリーブのせいで傷ついたり、曇って見えたりするのは非常にもったいないことです。
普段使いは100均で賢く節約し、ここぞという大切なカードには、数百円プラスして「本物の保護」を与えてあげてください。それだけで、コレクションの輝きと寿命が大きく変わります。
```


